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ギリシア文字の発音


これは実習に役に立ちそうです。
さてこの問題解決方法はどこにあるのでしょうか。

ギリシア文字以前には、線文字B、またはミュケナイ文字と呼ばれている文字体系の使用もみられるが、これは仮名文字と同じく音節文字で、ギリシア語の表記には、必ずしも適さないものであった。ギリシア文字の案出は、紀元前9世紀頃まで遡ると考えられている。その元となった、セム語族のフェニキア人によるフェニキア文字は、子音ばかりの22文字であった。これは、セム諸語が子音に言語の核を置き、母音は補助的な役割しかもたないためである。
「スティグマ」、「ディガンマ」、「サン」、一つ目の「コッパ」、「サンピ」といった文字は、古典期には廃れた古い時代のもので、その後は数文字としてのみ使われる。「ヨット」と呼ばれる文字は、ラテン文字のJ(J は、中世に I から分岐して成立した文字である)からとられたもので、現代でも日常的なギリシア語に使われることはない。この文字は、どうやら言語学で、有史以前のギリシア語の発音(わたりの口蓋音)を表記するためのものらしいが、詳細は不明。

古代ギリシア語と現代ギリシア語では発音体系が著しく異なり、このため各文字の音価も異なる。下表の古代の音価は、現代の言語学の研究によって推測されているアッティカ地方のものである。これとは別に、しばしば「古典的」と呼ばれる発音体系は、エラスムス式発音(英 : Erasmian pronunciation)とも呼ばれ、これは16世紀の人文学者エラスムスによって整理されたものを元にしている(幾つかヴァリエーションがある)。実際の古代の発音とはかなり異なるものもあるが、古代ギリシア語が死語である以上、元来の発音に拘泥する必要はなく、こちらの発音を用いて読むことの方が多い。例を挙げれば、Φ の古代アッティカ発音は[p?](帯気音の[p])と推測されるが、エラスムス式では [f] である。現代ギリシアでは、古代の文章でも、現代の発音体系で読まれる。これは、日本人が古典文学を現代日本語発音で読むのと同じである。

ギリシア語をラテン表記する場合、音訳と字訳、そしてその併用の3種類がある。音訳の場合、例えば ΑΔΗΣ (ハデス、陰府)は hades となる。ギリシア文字表記の方には h はないが、この語が語頭に気息音を持つため "ha" と表記するのである(なお現代語では気音がなくなり、/aðis/となる)。


引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2008年01月24日 19:05に投稿されたエントリーのページです。

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